会寧面三洞新地遊廓

会寧面三洞新地遊廓は朝鮮咸鏡北道会寧面三洞新地にあつて鉄道は京城発の京元線から更に咸鏡線南経由咸鏡線北部の会寧駅で下車する。支那吉林省との国境に近い長白山脈中にある小都会である。現在妓楼は五軒娼妓は三十人位居て、店は陰店制で、遊興は時間制又は通し花制で、一切廻しを取らぬ事になつて居る。遊興及其の他の制度は前記の三洞北新地とはゞ同様であると思へば宜しい。